リンクワーカーについて
北本市のリンクワーカー制度を視察してきました🌱

富山県から光澤県議、そして富山県連学生部の大学生が、政策コンテストでリンクワーカー制度を発表するということで、現地ヒアリングのために北本までお越しくださいました。
設営から当日の調整まで、北本市議の永井つかさ市議が全部段取りしてくれて、本当に感謝です🙏

訪れたのは、居場所「繊月」。
一般社団法人在宅生活心パートナー協会さんが、北本市から重層的支援体制整備事業のうち「アウトリーチ」と「地域づくり」の二事業を委託で担っていて、その地域づくりの拠点として立ち上げられた場所です。

リンクワーカーの長島さん、松本さんから、立ち上げまでの経緯と実際の支援事例を伺いました。
■ リンクワーカーって何をする人?
ざっくり言うと、「制度と制度の狭間にいる人を、必要な支援につなぐ役」です。
8050問題が象徴的ですが、お母さんにはケアマネさんやヘルパーさんがついていても、同居する50代の引きこもりの息子さんには支援の手が届かない、というケースが今すごく増えているそうです。
縦割りの福祉だけでは拾いきれない人を、横串を刺してつないでいくのがリンクワーカーの役目。
■ 印象的だった支援事例
象徴的だったのが、ある60代男性のケース。
ライフラインが全部止まった真夏のお家で、裸で窓を開けて過ごしていた方。「もういいんです、僕なんて」と諦めていたところに、何度も足を運んで信頼関係を築き、生活保護→医療受診→就労支援へと一つひとつ繋いでいった話。
「制度を知ってても、自分からはたどり着けない。連れて行く人がいない」
この一言がすごく刺さりました。
■ 「自分たちで全部抱えない」という哲学
印象的だったのは、リンクワーカーが「自分たちで全部抱える」発想ではないこと。
ファーストコンタクトから完結までを担うのではなく、適切な人・機関に「つなぐ」のが本質。
そして将来的には、地域に住む一人ひとりが「リンクワーカー的な意識」を持って暮らせるようになることが理想だと。
昭和の濃密なご近所づきあいはもう復活できない。
でも、今の時代に合った緩やかな見守りの形は、こうやって作っていけるのかもしれない、と感じました🌿
■ 居場所「繊月」という空間
居場所「繊月」は、もとは居抜き物件をスタッフ自ら塗装・改装した場所。
シェアキッチン、地域の野菜販売、子育てサロン、学習支援、子ども食堂など、これから1年かけて担い手を育てながら、カレンダーを埋めていくとのこと。
そらまめ食堂(地域食堂)も、代表の松本さんが運営。
「お母さんの手抜きの場ではなく、息抜きの場に」という言葉が素敵でした✨

リンクワーカーという発想は、文化やお祭りとはまた違う角度から、地域の課題に切り込んでいる取り組みで、本当に学びが多かったです。
光澤県議、学生のみなさん、永井市議、そしてお時間いただいた長島さん松本さん、ありがとうございました🙇♂️